ハイドロキノンの中断後にシミのぶり返しが起きる背景には、明確な3つの原因が存在します。自己判断でのケアで失敗しないためにも、メカニズムを正しく把握しておきましょう。
1. 肌のターンオーバー周期が完了していない
表皮の深い層にあるメラニン色素が完全に肌の外へ排出されるには、年齢に応じたターンオーバー周期(20代で約28日、40代以上では45日〜60日以上)が必要です。表面のシミが薄くなったからと短期間で急に塗布をやめてしまうと、奥に残っていたメラニンが時間差で表面化してきます。
2. 塗布終了後の紫外線対策の油断
ハイドロキノンを使用していた部位は、メラニンによる防御壁が薄く、紫外線に対して非常にデリケートな状態に傾いています。塗るのをやめた開放感から日焼け止めを怠ると、通常時よりも急激にメラニンが過剰生成され、元の濃さ以上の色素沈着を招く危険があります。
3. 炎症や摩擦による二次性の色素沈着
ハイドロキノンの刺激によって肌に微細な炎症が続いていた場合、薬をやめた後にその炎症が引き金となって「炎症後色素沈着」を引き起こすケースがあります。シミが戻ったように見えて、実は新たな炎症ダメージが定着してしまっている状態です。