DIYでスモークメッキ・ブラッククローム調に仕上げる場合の標準的な作業工程を解説します。仕上がりの美しさとブラッククロームの耐久性を極限まで高めるための必須ステップです。
ステップ1:車体からの取り外しと徹底脱脂
マスキングによる車上塗装は、隙間からの塗料吹き込みやエッジ部分の塗膜剥離の原因になります。エンブレムやパーツは必ず取り外します。中性洗剤で汚れを落とした後、シリコンオフで油分を完全に拭き取ります。
ステップ2:繊細な足付けとプライマー塗布
既存のメッキを剥がさないよう注意しながら、極細ナイロンタワシ等で均等に艶を落とします。その後、メッキやプラスチックに対応した密着バインダー(ミッチャクロン等)を薄く2回塗布し、規定時間乾燥させます。
ステップ3:キャンディブラックの多層塗装(捨て吹き〜本塗り)
スプレー缶を約40℃のぬるま湯で温め、内圧を安定させて霧化を細かくします。最初はパラパラと塗料を乗せる「捨て吹き」を行い、10〜15分のインターバルを挟みながら、好みの濃さになるまで均一に2〜3回薄塗りを重ねます。「少し薄いかな?」と感じる段階で止めることが、日光下での透け感を残すコツです。
ステップ4:2液型ウレタンクリアによる完全保護
キャンディブラック塗料自体は塗膜が弱く、紫外線で褪色しやすい特性があります。仕上げには必ず高光沢・高耐久の「2液型ウレタンクリアスプレー」を厚めに吹き重ね、ガソリンや紫外線、洗車キズから塗膜を強固にガードします。