現在、エンタメ業界で目覚ましい頭角を現しているのが長男の櫻井海音です。中学生の頃からドラムに熱中し、インディーズバンド「インナージャーニー」のドラマー「Kaito」として音楽活動を開始。当初は父親の名前を一切伏せてオーディションやライブ活動に挑み、その技術力の高さで音楽関係者の注目を集めました。
その後、NHK連続テレビ小説『エール』でのドラマー役出演や、恋愛リアリティ番組への参加を契機に俳優業へ進出。2023年に音楽活動を休止して俳優業へ専念することを発表した際は、ファンの間で激しい議論が巻き起こりました。当時のSNSや掲示板では、バンド脱退を惜しむ声と同時に、次のようなリアルな意見が飛び交いました。
「ドラマーとしてのグルーヴ感は本物だったのに、俳優一本に絞るのはもったいない」「ミスチルの看板を隠して活動していた姿勢に好感が持てた」「二世と呼ばれるプレッシャーは想像を絶するものがあるはず」――。ネットの反応は当初、歓迎と懐疑が入り混じったものでした。
しかし、TBS系日曜劇場『VIVANT』での重要な役どころや、社会現象となった漫画の実写映像化プロジェクト『【推しの子】』での主演・アクア役の熱演により、その評価は一変します。関係者の証言によると、現場での櫻井海音は礼儀正しく、台本の読み込みや役作りにストイックで、決して親の威光を笠に着ることはありません。単なる「ミスチル桜井の息子」というラベリングを、自らの演技力と現場での愚直な姿勢によって完全に払拭した好例です。