事件の発覚と文春の報じる真相により、民放各局のワイドショーは連日このニュースをトップで扱い続けた。連日の取材合戦、専門家による心理分析、ワイドショーを賑わすコメンテーターたちの言葉。お茶の間は息をのんでその顛末を見守った。ネット上でも巨大な話題となり、後にYahoo!ニュースをはじめとするニュースポータルサイトのコメント欄には、当事者双方に対する無数の意見が書き込まれ、社会的な議論へと拡大していった。
その後、長嶋一茂は過剰に被害者ぶることなく、バラエティ番組などで時に自虐交じりにこの事件をネタとして消化していく対応を見せた。現在、彼がレギュラーを務める『羽鳥慎一モーニングショー』などでも見られる独自のキャラ開花と大らかな語り口は、視聴者の共感を呼ぶ一因となっている。怒りや恨みに捉われるのではなく、自らのタレント性へと転化させた彼の対応力は、メディア界における生存戦略としても際立っていた。