東京駅の八重洲口や丸ノ内口からJR京葉線ホームを目指す際、そのあまりの遠さに疑問を抱いた読者も多いはずだ。かつて成田新幹線構想のターミナル予定地として地下深く掘削されたスペースが転用されたという経緯から、京葉線ホームは地下4階、鍛冶橋通りの地下約33メートルという極めて特殊な場所に建設された。山手線や京浜東北線のホームからは約500メートル以上離れており、水平移動と垂直移動が重なる構造となっている。
特に大型スーツケースを引く訪日外国人観光客や、ベビーカーを押すファミリー層にとって、途中のエレベーター待ちや人混みの交差は想像以上のタイムロスを生む。ミッキーマウスの待つ夢の世界へ向かう高揚感が、乗換だけで削がれてしまうのは非常にもったいない。