野馬の湯の代名詞といえるのが、微量の放射能成分を含む「天然ラドン泉」です。ラドン温泉の適応症としては、血液循環の促進、神経痛、筋肉痛、関節のこわばりの緩和、冷え性の改善や疲労回復などが一般的に知られています。微弱な放射線が細胞を適度に刺激して自然治癒力を高めるとされる「ホルミシス効果」を期待し、定期的な湯治感覚で通い詰める年配客の姿が目立ちます。
そして近年、温泉ファンだけでなくサウナ専門メディアや温浴ブロガーから熱い視線を浴びているのが、「源泉掛け流しの水風呂」です。
施設内に設置されたサウナ室はしっかりと熱気を感じられる本格派。そこから数歩でアクセスできる水風呂には、ラドン成分を含む冷鉱泉がそのまま注ぎ込まれています。水道水の塩素臭とは無縁の柔らかな肌当たりと、キンと引き締まる温度帯のコントラストは、「羽衣が綺麗にまとわりつく」「肌呼吸が深くなる感覚がある」とSNSや口コミサイトでも絶賛されています。
露天風呂エリアからは南西方向に名久井岳(ないだて)を遠望することができ、四季折々の自然風情が心地よい開放感をもたらします。混雑状況としては、早朝5時から7時前後の朝風呂時間帯と、夕方17時から19時半の仕事帰りラッシュに利用者が集中する傾向があります。ゆったりとサウナと水風呂の温冷交代浴を堪能したい場合は、平日の日中(11:00〜15:00)または21:00以降の夜間を狙うのが快適に過ごす現場のセオリーです。