敷地の西側に広がるのは、息をのむほど広大な琵琶湖のパノラマビューだ。夕暮れ時になると湖面が茜色から深い紫へと刻一刻と表情を変え、息を呑むようなグラデーションを描き出す。この絶景をベンチに腰掛けて眺めるだけでも訪れる価値は十分にあるが、旅の満足度を決定づけるのはやはりここでしか味わえないローカルグルメだろう。
食堂やお食事処で圧倒的な人気を誇るのが、滋賀の豊かな大地と水が育んだ郷土の味だ。地元の伝統的なお惣菜や、近江牛を贅沢に使ったうどん、特製のお弁当類は早い時間に売り切れてしまうことも珍しくない。軽食コーナーで提供されるご当地ソフトクリームを片手に湖畔を散策するスタイルも定着しており、日常の喧騒を一瞬で忘れさせてくれる至福のひとときがそこにある。