夜間や休日に体調が悪化し、自宅で抱え込むべきか迷った際、自己判断で立ち往生するのを防ぐセーフティネットが存在します。それが総務省消防庁および各自治体が推進する電話相談窓口です。
急な病気やケガで救急車を呼ぶべきか迷った際は、7119 救急安心センター事業の利用が極めて有効です。電話口で医師や看護師、トレーニングを受けた相談員が症状を聞き取り、緊急性の高さをトリアージ判定してくれます。「今すぐ救急車を呼ぶべき」「数時間以内に休日当番医を受診すべき」「翌朝まで冷やして様子を見るべき」といった専門的な助言が得られるため、無駄な深夜移動や重症化のリスクを大幅に削減できます。また、小さなお子さんの急変に関しては、厚生労働省が支援する子ども医療電話相談 #8000が全国で稼働しています。小児科医や小児看護の経験豊富な看護師が対応し、発熱時の冷却部位や痙攣時の観察ポイントなど、保護者がパニックにならずに対応できる具体的な家庭内ケアを指示してくれます。
受診が必要と判断された場合、最初の障壁となるのが休日当番医 探し方です。ネット検索で手近なクリニックを無作為に探しても、休日はシャッターが下りていることがほとんどです。最も確実なアプローチは、厚生労働省が運用する全国統一の「医療情報ネット(ナビイ)」を利用するか、居住地域の「医師会ホームページ」、または自治体公式ウェブサイトの「休日夜間当番医情報」を確認することです。また、多くの市区町村では休日診療専用のテレホンサービスを開設しており、当日診療を行っている内科・小児科・耳鼻科の当番施設を24時間自動音声やオペレーター案内で把握できます。