SNSやネット掲示板、利用者の実態調査を検証すると、コープの宅配サービスに対する生の声には非常に明確な二面性が表れています。利便性を絶賛する声がある一方で、生協特有のシステムに馴染めず脱退を選ぶ層も確実に存在します。
好意的な評価として圧倒的に多いのは、家事の省力化と育児支援の充実度です。特に乳幼児を育てる家庭からは、「裏ごし野菜キューブや骨取り魚のおかげで離乳食作りの負担が劇的に減った」「雨の日に重いおむつや牛乳を玄関先まで運んでくれるだけで救われる」といった切実な感謝の声が目立ちます。また、不在時でも玄関前に専用の保冷箱とドライアイスで置き配してくれる防犯・保冷体制も、多忙な共働き世代から高評価を得ています。
一方で、不満の声やネガティブな口コミの筆頭に挙げられるのが「注文から配達までのタイムラグ」です。生協の宅配は原則として「注文した商品が届くのは翌週」というサイクルを採用しています。このため、「翌週の予定を見誤って同じ食材を近所のスーパーで買ってしまい、冷蔵庫がパンクした」「注文締め切りに追われてカタログを見るのがストレスになった」という声が一定数寄せられています。
また、毎週届く分厚い紙のカタログの分別・廃棄作業に煩わしさを感じる利用者も少なくありません。注文がない週でも手数料(基本手数料・ステーション利用料など)が数百円発生するプランが多いため、隔週や月1回しか利用しないライトユーザーにとっては割高に感じられる側面があります。