市販目薬を安全かつ効果的に使い続けるためには、正しい点眼テクニックと副作用リスクの把握が欠かせません。良かれと思って行っている習慣が、薬効を半減させているケースもあります。
点眼時の基本手順は以下の通りです。まず手を石鹸できれいに洗い、下まぶたを軽く引いて「1滴だけ」を確実に点眼します。目から溢れるほど何滴もさしても効果は増えず、かえって目の周囲の皮膚炎を招く原因になります。点眼後はまばたきをせず、静かに目を閉じて目頭(涙嚢部)を1〜2分間軽く押さえます。これにより、薬液が鼻や喉へ流れ出るのを防ぎ、結膜内にしっかりと留めることができます。
副作用として、点眼後の過度なしみる感覚、充血の悪化、まぶたの腫れなどが現れた場合は直ちに使用を中止してください。また、2週間以上連続で使用しても症状が好転しない場合は、花粉症以外の疾患(アレルギー性結膜炎の重症化、角膜潰瘍、眼圧上昇など)が潜んでいる可能性があるため、速やかに眼科医へ相談してください。