種苗大手のタキイ種苗や全国農業協同組合連合会(JA)の営農指導では、定植初期の「根張りの強化」が強く推奨されている。植え付け直後に水をやりすぎると、根は自ら水を探して深くまで伸びようとしない。初期段階ではあえて少し控えめな水管理を行い、根を深く広く張らせるのがコツだ。
深く張った根は、夏場の水切れに対して圧倒的な耐性を発揮する。JAの技術対策資料によれば、追肥と同時に株の少し外側に溝を掘り、そこへ集中して灌水する手法も効果的とされる。根の先端部分へ直接水分と肥料成分を届けることで、株全体の代謝が活性化し、長期間にわたる高収量を維持できる。