歯が欠けた治療はどうする?放置が招く抜歯の危機と保険費用相場

歯が欠けた治療はどうする?放置が招く抜歯の危機と保険費用相場

歯が欠けた治療はどうする?放置が招く抜歯の危機と保険費用相場に関するポイントを分かりやすくまとめました。最新データをご覧ください。

欠け方が深く、ズキズキとした激痛がある場合や冷たいもの・温かいものが強くしみる場合、歯の内部にある歯髄(神経)まで損傷が及んでいる可能性が高い状態です。歯の神経を抜く基準と痛みの度合いについて、歯科医師は冷温刺激への反応、打診痛、レントゲン画像などを総合して判断します。神経が細菌感染を起こして不可逆的な炎症に達している場合は、痛みを止め感染拡大を防ぐために根管治療(神経を取り除く処置)が必要不可欠です。

さらに深刻なのが、歯冠部だけでなく歯の根元までヒビが入ったり割れたりする「歯根破折」です。歯根破折における抜歯の診断基準は非常にシビアで、根の深い位置で縦方向に真っ二つに割れている場合(垂直破折)、細菌感染を食い止めることが困難なため、多くの場合で抜歯が第一選択となります。浅い横方向の破折であれば特殊な接着技術や歯を引き上げる処置で残せるケースもありますが、手遅れになる前の精密検査が命運を分けます。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。