古来より竹は「松竹梅」に数えられる縁起物であり、風水においても「邪気を払い、家運をぐんぐん伸ばす」強い陽の気を持つ植物とされてきました。中空の構造が気の通り道となり、しなやかに風を受け流す姿から、家庭内の柔軟な人間関係や健康長寿を象徴します。
風水的に竹を配置する最適な方角は、「東」および「東南」です。東は木の方位であり、成長や発展を促すエネルギーと強く共鳴します。また、東南は人間関係や金運、良縁を運ぶ方角とされ、風にそよぐ竹の葉が良質なご縁を呼び込むと考えられています。
ただし、風水において最も忌み嫌われるのは「管理が行き届かず荒れ果てた状態」です。竹が鬱蒼と生い茂って日光を遮り、庭が暗くジメジメすると、陽の気が一転して「強い陰の気」へと変化します。これが家族の体調不良や運気の停滞を招く原因とされるため、風水的な恩恵を得るためにも、定期的な剪定と間引きによって常に風通しと日当たりを確保しておく必要があります。