インターネット上の旅行ブログや口コミサイトでは「いつでも空いている穴場の大社」「車で気軽に行ける」といった記述が散見されますが、現地の実態と照らし合わせるといくつかの重大な盲点が存在します。
第1の盲点は「駐車場」の収容能力です。境内には約80台を収容可能な参拝者用無料駐車場が用意されているものの、大安吉日の安産祈願や七五三シーズン、週末の午前11時〜午後2時前後は満車による入庫待ち渋滞が頻発します。周辺のコインパーキングも敷地規模が小さいため、混雑が予想される日はJR静岡駅北口からの路線バス(しずてつジャストライン「赤鳥居 浅間神社入口」下車すぐ、乗車時間約8〜10分)を利用するのが最も安全な選択肢となります。
第2の盲点は「初詣混雑」の規模です。静岡県内でも屈指の参詣者数を誇り、正月三が日には例年約50万人前後が押し寄せます。元日の未明から日中にかけては、大鳥居の外側まで参拝列が伸び、参拝までに2時間以上を要することも珍しくありません。混雑を避ける場合は、早朝(午前6時〜8時台)または夕方16時以降のオフピーク参拝が鉄則です。
さらに、毎年4月1日〜5日(神事は4月4日〜5日が中心)に開催される静岡最大の伝統祭事「廿日会祭(はつかえまつり)」の期間中は、駿府の町中に山車が繰り出し、周辺道路に大規模な交通規制が敷かれます。祭り目当てでない一般的な静寂な参拝を希望する場合は、日程の事前確認が不可欠です。