「寝ようとした瞬間に羽音が聞こえたが、寝室に殺虫スプレーがない」という極限状態において、ただ布団を被って耐えるのは悪手です。科学的な走光性と気流反応を利用した、蚊を部屋から一瞬で追い出す裏ワザが存在します。蚊は強い光を嫌う一方で、暗闇にぼんやりと浮かぶ特定波長の光線に引き寄せられる習性を持っています。部屋の主照明を消したまま、スマートフォンの画面輝度を最大にして白い壁やシーツの一角へ光を照射し、自らはその光の直前でゆっくりと大きく息を吹きかけます。すると、二酸化炭素と弱い光源に誘導された蚊がその照射スポットへと集約され、容易に居場所を特定・叩打できます。
もし部屋から追い出したい場合は、寝室のドアを開けて廊下の電気だけを点灯させ、寝室の奥からドアの外へ向けてうちわやサーキュレーターで数分間送風を行います。蚊は自重が2ミリグラム程度と極めて軽量であるため、わずかな風に流され、二酸化炭素の薄い方向かつ外側の光源へと逃避していきます。また、叩き落とすために必須となる寝室に潜む蚊の見つけ方には明確なルールがあります。飛行に疲れた蚊が留まるのは、直射日光が当たらず湿気が保たれる「暗く静かな垂直面」です。以下のポイントを優先的にチェックしてください。
・カーテンの折り目や裏側の影
・ベッドフレームのヘッドボード背面や隙間
・壁に掛けてある黒っぽい衣服の内側
・エアコン本体の下部や電源コードの密集地帯