述語動詞とは?動詞との決定的な違いと文構造の見分け方をプロが解説について見逃せない 事実を厳選して解説いたします。
文構造を崩壊させる最大の要因は、準動詞(Non-finite Verb)の混同です。準動詞とは、動詞の語幹に変化を加えて名詞・形容詞・副詞の役割を持たせた「不定詞(to do)」「動名詞(doing)」「現在分詞(doing)」「過去分詞(done)」を指します。
不定詞や動名詞と述語動詞の関係を整理すると、準動詞は「もともと動詞の性質(意味上の主語や目的語を取る力)を残しながらも、文全体の述語動詞(V)になる資格を剥奪された存在」といえます。では、述語動詞になれない動詞の理由とは何でしょうか。それは、準動詞が「主語に応じた現在形・過去形という時制(Tense)の確定」および「主語の人称・単複(三単現の-sなど)への呼応(Agreement)」を行えない形に固定されているからです。
英文法において、時制を持たない形は文の命命線である「時」を宣言できません。そのため、準動詞単独では文を完結させることが不可能なのです。以下の述語動詞と準動詞の違い詳細まとめで、その決定的な差異を確認してください。
項目詳細・文法的特徴文中での役割・制約編集部の見解・判別難易度述語動詞(定形動詞)現在形、過去形、助動詞+原形。
主語の人称・単複に呼応して変化する。文の骨格「V」として主語を支配。
1節につき必ず1つ必須。判別は最優先。文全体の意味の骨組みを決定付ける最重要要素。不定詞(to+動詞の原形)時制・人称による変化を持たない。
動詞の原型を保持する準動詞。名詞・形容詞・副詞として機能。
単独で文の「V」には絶対になれない。「to」を目印に即座に除外可能だが、原形不定詞(使役・知覚)の錯視に注意。動名詞(V-ing)動詞の語尾にingが付加され、名詞化したもの。主語(S)、目的語(O)、補語(C)または前置詞の目的語になる。be動詞が前にない単独の「-ing」は、絶対に述語動詞にならないと即断すべき。分詞(現在分詞 / 過去分詞)-ing(能動・進行)または-ed/不規則変化(受動・完了)。形容詞として名詞を修飾、または分詞構文として副詞的に機能。規則動詞の「過去形(述語動詞)」と「過去分詞(準動詞)」の混同が最頻出の失点源。