舞台となる純正医科大学附属病院には、性格も志望動機もまったく異なる研修医たちが集う。物語の中心に立つのは、優れた観察眼を持ちながらもどこか自信なさげな諏訪野良太。彼の周りを固める同期たちの相関図は、青春群像劇としての瑞々しさに満ちている。
プライドが高くストイックな曽我部みどり、ムードメーカーでありながら現実的な悩みを抱える牧村朋広、お坊ちゃま気質の新林広樹、冷静沈着な谷川聖人、そして人当たりの良い四十住沙智。それぞれが異なる診療科を2ヶ月ごとにローテーションしながら、指導医の厳しい洗礼を受け、互いに刺激し合って成長していく。誰かが挫折しそうになれば、同期が集う行きつけのサウナや居酒屋で本音をぶつけ合う。この絶妙な距離感こそが、ドラマの大きな推進力となっていた。