自己流の測定法ほどあてにならないものはない。多くの女性が胸を強く抑えつけすぎたり、鏡に対して斜めの姿勢でメジャーを当ててしまっている。バストラインの美しさを引き出す第一歩は、身体の力を抜いたまっすぐな姿勢で測ることだ。
具体的な測定の手順はいたってシンプルだが、精度が命となる。まず、乳頭を通る一番高い部分であるトップバストを水平に採寸する。このとき、おじぎをするように45度ほど前傾姿勢を取ると、下垂した肉も正しく測定範囲に収まる。続いて、胸のふくらみのすぐ下を周回するアンダーバストを息を強く吸い込みすぎずに測る。両者の差(トップマイナスアンダー)が、あなたの本当のカップ数を決定づける。
日本人の平均カップ数は近年、CカップからDカップ付近へとシフトしている。食生活の変化やフィット感重視のインナー普及が影響しているとされるが、一方で「自己採寸で実際より小さめのブラを選んでいた」という隠れサイズ詐称も目立つ。以下は、プロが現場で活用している最新のブラジャー適合基準だ。
【最新ブラジャー適合表】
・アンダーとトップの差 10cm前後:Aカップ
・アンダーとトップの差 12.5cm前後:Bカップ
・アンダーとトップの差 15cm前後:Cカップ
・アンダーとトップの差 17.5cm前後:Dカップ
・アンダーとトップの差 20cm前後:Eカップ
・アンダーとトップの差 22.5cm前後:Fカップ
適合表上の数値だけで判断せず、胸の肉質や胴体の厚み(丸胴・平胴)も考慮したい。柔らかい肉質ならカップに収まりやすく、固めの肉質なら1カップ上げるとフィットする。正しい知識で骨格に合ったブラジャーを選ぶことこそ、理想のシルエットを実現するコツだ。