細木数子はなぜ炎上したのか?暴言・墓石商法とテレビ追放の真相

細木数子はなぜ炎上したのか?暴言・墓石商法とテレビ追放の真相

細木数子はなぜ炎上したのか?暴言・墓石商法とテレビ追放の真相の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

細木氏の権威を支えた「六星占術」は、本当に驚異的な的中率を誇っていたのでしょうか。四柱推命や算命学の要素を簡素化し、生年月日から「火星人」「天王星人」などの運命星を割り出し、12年周期の好不調(特に大殺界)を説くこのシステムは、分かりやすさにおいて大衆の心を掴みました。

しかし、ネット掲示板やSNS、知恵袋に蓄積された数万件の生の声、さらには統計学的な検証を追うと、実態は大きく乖離しています。

「大殺界の年に結婚や起業を避けたが、何もしなかったせいで婚期を逃し後悔している」「悪い予言ばかりが頭に残り、ノイローゼになった」という深刻な被害相談が後を絶ちません。一方で「当たった」と語る利用者の証言を丹念に紐解くと、そこには心理学でいうバーナム効果(誰にでも当てはまる曖昧な記述を自分だけに該当すると信じ込む心理)と、認知の歪みである確証バイアスが強く作用していることが専門家から指摘されています。

実際の鑑定現場でも、細木氏は相手の服装、表情、相槌のタイミングを瞬時に観察して情報を引き出す「コールドリーディング」や、事前に周辺人物から事情を聴取しておく「ホットリーディング」を巧みに使い分けていたと伝えられます。つまり、占術の的中率そのものではなく、対面者の不安の核心を突く人間観察力と、逃げ道を塞ぐ威圧的な話術こそが彼女の「当たる」という評判の正体でした。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。