愛知県(名古屋弁・三河弁)を中心とする東海地方(岐阜県・三重県北部)において、「しこる」「しこっとる」は日常会話で極めて高い頻度で用いられる言葉です。このエリアにおける意味は、主に「格好をつける」「気取る」「見栄を張る」「いい格好をする」を指します。
たとえば、髪型を念入りにセットしたり派手な服を着て出かけようとする友人に対して、「なに朝からしこっとるんだて(何を朝から格好つけているんだ)」と親しみを込めてからかう場面で使われます。また、名古屋弁の定番表現である「しこっとる場合じゃない」は、「格好をつけている状況ではない」「見栄を張らずに本気で取り組め」という強い戒めや激励のニュアンスを持ちます。
地元住民にとっては悪意のない軽いツッコミ言葉であり、決して卑猥なニュアンスは含まれていません。