「豪華アーティストが揃う夢の空間を直接現地で体感したい」と願う音楽ファンは後を絶ちませんが、FNS歌謡祭の観覧事情には非常にシビアな現実が存在します。
まず第1夜の「飛天の間」について、フジテレビ公式による一般視聴者向けの観覧募集は原則として行われていません。会場内の円卓に着席しているのは出演アーティストや音楽レーベル幹部、協賛関係者、一部招待ゲストに限られており、一般人がチケットを購入して入場することは不可能です。まれに出演アーティストの公式ファンクラブ経由で極めて少数の応援枠が用意される事例もありますが、その存在自体が極めてレアです。
一方で、第2夜のフジテレビ湾岸スタジオでの放送については、出演する各アーティストのファンクラブ(FC)を通じて番組協力(観覧)の募集が実施されます。ただし、スタジオの収容人数には物理的な限界があり、人気アイドルグループやトップアーティストのファンクラブ枠では数百倍から千倍を超えるような激しい争奪戦が繰り広げられます。当落通知は放送日の約数日前から前日にかけて届くケースが多く、ファンにとっては毎年冬の最も緊張感漂うイベントの一つとなっています。