本シリーズの魅力を語る上で絶対に外せないのが、物語を力強く引っ張った歴代ヒロインたちの存在です。シリーズ前半(第1作〜第4作)で初代はるちゃん(矢島春)を演じたのは中島ひろ子でした。彼女が見せた芯の強さと包み込むような優しさは、まさに作品の象徴であり、お茶の間のアイドル的存在として不動の人気を確立しました。
そしてシリーズ後半(第5作・第6作)では、バトンを受け継ぐ形で釈由美子が主演を務めました。フレッシュで弾けるような笑顔と、不器用ながらも一生懸命に仲居仕事や人間関係に向き合う姿は新たな風を吹き込み、シリーズに新たな黄金期をもたらしました。中島ひろ子から釈由美子へと受け継がれたヒロインの魂は、今なおファンの間で語り継がれる美しいリレーです。