隠岐の島町が今選ばれる理由とは?絶景ローソク島と移住のリアルを暴く

隠岐の島町が今選ばれる理由とは?絶景ローソク島と移住のリアルを暴く

隠岐の島町が今選ばれる理由とは?絶景ローソク島と移住のリアルを暴くについての真相をご紹介します。

隠岐の島町を訪れる上で、絶対に軽視してはならないのが「海と空の便」のマネジメントです。本土からの玄関口として、島根県の七類港や鳥取県の境港から隠岐汽船が運航する大型フェリー(おき・しらしま・くにが)および超高速船「レインボー2」が結んでいます。隠岐の島町へのフェリーアクセスは、大型船で約2時間30分、高速船なら約1時間10分で西郷港(さいごうこう)に到着します。

空路を選択する場合は、大阪国際空港(伊丹空港)からの直行便、または出雲縁結び空港経由で隠岐空港(隠岐世界ジオパーク空港)を利用するルートが確立されています。移動時間を短縮したいビジネス層や短期滞在者にとって空路は極めて強力な武器ですが、便数に限りがあり、ハイシーズンには予約が瞬時に埋まる傾向が顕著です。

ここで最大の留意点となるのが、隠岐の島町の気候と天気、そして日本海特有の冬の荒天です。11月下旬から2月にかけては北西の季節風が吹き荒れ、波高が4メートルを超える日が頻発します。この時期は隠岐汽船の運行状況を朝一番にチェックすることが島民にとっても旅行者にとっても日常茶飯事となります。大型フェリーは比較的就航率が高いものの、超高速船は波浪に弱く欠航が相次ぐため、旅程には丸1日のバッファを持たせることが鉄則です。

また、隠岐の島町でのホテル・宿泊のキャパシティは決して潤沢ではありません。西郷港周辺のビジネスホテルから海岸線の絶景旅館、古民家をリノベーションしたゲストハウスまで多様化が進んでいますが、夏期や紅葉シーズンは数か月前から満室となる事例が多発しています。事前の交通確保と宿の押さえが旅の成否を決定づけます。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。