生花情報メディア『LOVEGREEN』や花言葉データベース『花ペディア』などの公知データが示す通り、バラ全般の共通概念は古代ギリシャ神話の愛の女神アフロディーテの聖花に由来する「愛」と「美」です。しかし、花弁の色素や品種改良の歴史が積み重なる過程で、バラの花言葉色別一覧には極めて多彩かつ多面的な意味が付与されるに至りました。
王道である赤いバラの花言葉情熱は、古今東西を問わず「愛情」「美貌」「あなたを愛しています」というダイレクトな熱量を放ちます。告白や結婚記念日において迷った際の最適解とされるのは、この混じり気のないストレートな記号性にあります。一方で、純白のバラは「純潔」「深い尊敬」「私はあなたにふさわしい」を意味し、ウエディングシーンや目上の人物への敬意を示す場面で圧倒的な支持を集めています。ピンクのバラが宿す「上品」「気品」「感謝」は、友人関係や家族への日常的な謝意を伝えるギフトとして定番の座を確立しました。
テクノロジーとバイオ研究の結晶として誕生したのが、かつて自然界には存在せず「不可能」の代名詞とされていた青いバラです。サントリーフラワーズが2004年に遺伝子組換え技術で世界初の青いバラを開発し、2009年に一般発売へと漕ぎ着けた歴史的経緯から、青いバラの花言葉奇跡や「夢かなう」「神の祝福」へと花言葉そのものが塗り替えられました。不可能を可能に変えた象徴として、夢を追う人へのエールやビジネスの新規開業祝いにおいて、極めて高いプレミアム価値を伴って選ばれています。