駄菓子コーナーで常に隣り合って並んでいる「太郎シリーズ」のツートップといえば、蒲焼さん太郎と「焼肉さん太郎」です。製造元はいずれも茨城県常総市に本社を置く株式会社菓道であり、販売は駄菓子のメガディーラーである株式会社やおきんが担当しています。この両者の決定的な違いはどこにあるのでしょうか。
ベースとなるシートはどちらも魚肉すり身ですが、決定打となるのは「調味だれの設計」です。蒲焼さん太郎がみりん・醤油・砂糖のまろやかな甘辛さと七味の微かな刺激で「和の蒲焼」を表現しているのに対し、焼肉さん太郎はニンニク、ビーフエキスパウダー、ゴマ、オニオンなどを加え、焼肉のタレ特有のガツンとくるパンチと香ばしさを全面に押し出しています。食感も、焼肉さん太郎のほうがややタレの粘度が高く、しっとりとした噛みごたえを感じる仕立てになっています。
ダイエッターや家飲み派が気になる蒲焼さん太郎のカロリーと栄養成分ですが、1枚あたりのエネルギーは約10kcal(製品ロットや時期により微差あり)と驚くほど低カロリーです。脂質は0.05g前後と極めて低く、魚肉由来のたんぱく質が約0.4g含まれており、ジャンクな風味でありながら罪悪感なく楽しめるスナックといえます。