舞台の袖で出番を待つ一瞬、彼女の表情から笑顔が消える。張り詰めた緊張感の中で深く息を吸い込み、次の瞬間に見せるキリッとした眼差し。関係者が口を揃えて「プロ意識の塊」と称賛する理由は、この数秒間に凝縮されていた。
「昔はただ目の前のことに全力なだけでした。でも今は、自分がどう動けばグループ全体が輝くかを常に考えています」
独占インタビューの場で、彼女はストレートな言葉で胸の内を明かしてくれた。グループの中心メンバーとして重責を担う彼女だが、リハーサル中の真剣な表情から一転、合間には後輩と無邪気に冗談を交わし合う姿が印象的だ。張り詰めた空気と柔らかい表情のギャップこそ、彼女が周囲のスタッフやファンを魅了して離さない最大の理由なのだ。