毛のないタヌキの正体とは?疥癬症の感染リスクと目撃時の正しい対処法

毛のないタヌキの正体とは?疥癬症の感染リスクと目撃時の正しい対処法

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地域コミュニティやSNS上では、「庭のウッドデッキの下でうずくまっている」「昼間から逃げもせずフラフラ歩いている」といった目撃談が多数報告されています。昼行性ではないはずのタヌキが昼間に目撃されるのは、飢えと痒みで体力を消耗し、正常な警戒心を維持できなくなっている証拠です。

もし実際に毛のないタヌキに遭遇した場合、どのような行動を取るべきなのでしょうか。現場の基本原則は「手を出さず、近づかず、見守る」ことです。

野生の鳥獣は「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」により厳重に保護されています。たとえ重病に侵されて衰弱していても、一般市民が勝手に捕獲したり、自宅に連れ帰って治療・保護したりすることは法律で禁止されています。また、自治体側も「自然界の淘汰圧(生息数調整の自然現象)」と位置づけているケースが多く、民家の敷地に居座って実害が出ている場合を除き、原則として積極的な捕獲駆除を行うことはありません。

敷地内に居座って動けない場合や、すでに息絶えている場合は、お住まいの市役所や町村役場の「環境保全課」「農林振興課」「鳥獣対策係」へ連絡を入れてください。公道上で死んでいる場合は道路緊急ダイヤル(#9910)または自治体の清掃局が回収を担当します。私有地内で処理を依頼する場合は、自治体ごとに対応ルール(有償回収、自己処理の指導など)が異なるため、電話窓口で指示を仰ぐのが確実です。

山田 真由
著者

山田 真由

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