『からすのパンやさん』の物語には、刊行から40年を経た2013年に発表された公式の続編シリーズ(全4巻)が存在します。成長した4羽の子どもたちが、それぞれ独立して自分のお店を開くストーリーです。
・『からすのおかしやさん』:しっかり者の茶色いカラス「チョコちゃん」が主人公。パンやさんの一角でおいしいお菓子作りに挑戦します。
・『からすのやおやさん』:赤いカラス「リンゴちゃん」が主人公。新鮮な野菜や果物を並べ、森の仲間たちの健康を支える八百屋を切り盛りします。
・『からすのそばやさん』:白いカラス「オモチちゃん」が主人公。日本の伝統的な蕎麦やうどんの文化を、工夫を凝らして広めていきます。
・『からすのてんぷらやさん』:黄色いカラス「レモンちゃん」が主人公。香ばしい天ぷら料理を通じて仲間たちと絆を深めます。
子どもの頃に親しんだ読者が、大人になってから「あの4羽がこんなに立派になって…」と親のような気持ちで読み進められる点も、シリーズ全体の大きな魅力となっています。