起承転結の誤用か実在の技法か?話題の「起承転転」が魅せる創作の極意

起承転結の誤用か実在の技法か?話題の「起承転転」が魅せる創作の極意

起承転結の誤用か実在の技法か?話題の「起承転転」が魅せる創作の極意についての最新情報を徹底解説します。

起承転転という言葉や技法について、多くの人が抱く実務的な疑問にお答えします。

Q1:学校の国語のテストや公募の短編小説で「起承転転」を使っても評価されますか?
A1:学校の作文や国語の記述問題では、語彙として「誤用」と判定されるリスクが高いため使用は避けるべきです。公募の短編小説(数千〜1万字程度)においても、文字数制限の中で「転」を2度重ねて美しく着地させるのは至難の業です。短編公募では基本の起承転結を磨き上げ、連載形式の長編やWeb公募において演出技法として活用するのが賢明です。

Q2:「結」を完全に排除してしまっては、物語として未完になりませんか?
A2:起承転転は「結末を永遠に書かない」という意味ではありません。エピソード単位、あるいは単行本1巻単位のラストを「転2」の最高潮でクリフハンガー(引き)として終わらせ、次の章や続巻の冒頭でその解決と次の「起」を接続する連続連載の構造理論です。大同団結としての最終話には、もちろん相応の「結」が用意されます。

Q3:読者を失望させない「美しい連続どんでん返し」を作る一番のコツは何ですか?
A3:最大の秘訣は「第2の転の伏線を、第1の転のドサクサに紛れ込ませて隠すこと」です。人間は大きなサプライズ(転1)に直面した瞬間、周囲の細かな違和感への警戒を解きます。その盲点を利用して第2の真実へのピースを潜り込ませておくことで、転2が発動した際に「やられた!よく見ればあのシーンにすべて描かれていた!」という極上の納得感が生まれます。 (出典: 起 承 転転(Yahoo!ニュース))

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。