多くの人がやってしまいがちな失敗が、汚れた直後に慌ててシャワーの水で洗い流そうとすることです。醤油やジュースなどの「水溶性」の汚れや、皮脂などの「油溶性」の汚れとは異なり、泥は微細な鉱物や砂などの「固体粒子」です。水に溶けることがありません。
濡らすことで、この微細な粒子が水の力を借りて繊維の奥深くまで浸透してしまいます。一度繊維の隙間に入り込んだ砂粒は、通常の水流では掻き出すことが困難です。乾いた状態であれば、繊維の表面に乗っているだけの砂も多いため、まずはブラッシングや手で叩くことで物理的に叩き出すのが鉄則とされています。