折り紙の風船が膨らまない場合、腕力や肺活量の問題ではなく、紙の構造上のロックが原因であることがほとんどです。読者から多く寄せられる失敗事例を分析すると、以下の3点に集約されます。
最も多い盲点は、底面の通気口(穴)の内壁が密着しているケースです。折った直後の紙は圧着されているため、息を吹き込む前に爪楊枝の先端や細い綿棒などで底の穴を直径2〜3ミリ程度軽く広げておくだけで、空気の通り道が劇的に確保されます。
次に、息を吹き込む瞬間の持ち方です。膨らませようとして紙の側面を指で強く挟んでしまうと、内部が広がるのを手で邪魔してしまいます。上部と下部を親指と人差し指で軽く支え、外側へ引っ張るテンションをわずかにかけながら息を送り込むのが折り紙風船の息の吹き込み方における最大の秘訣です。