男性の顔を描く際、アゴの先ばかりに注目しがちですが、実は「おでこ」と「頬骨」の位置関係が全体のバランスを支配しています。眉間の盛り上がり(眼窩上隆起)から鼻筋にかけてのラインは、男性特有の力強さを表現する絶好のポイントです。
アゴの長さを決める目安は、眉間から鼻の頭までの距離と、鼻の頭からアゴ先までの距離が「1:1」または「1:1.1」程度になるように配置すること。これよりアゴが短くなると少年っぽさが増し、長くなると大人びた、あるいは面長な印象になります。この比率をキャンバス上で自在にコントロールできるようになれば、描き分けの幅は一気に広がります。