ファンから「バトΨ」の愛称で親しまれた斉木楠雄のΨ難 ゲーム アプリ『斉木楠雄のΨ難 妄想暴走!Ψキックバトル』は、2018年4月の配信開始から1年にも満たない2019年1月31日をもって幕を閉じました。事前登録者数が集まり、原作アニメの第2期放送と連動して鳴り物入りでスタートしたプロジェクトが、なぜこれほどの短期間で撤退を余儀なくされたのか。斉木楠雄のΨ難 バトΨ サ終 経緯を辿ると、複数の構造的要因が浮かび上がってきます。
第一の要因は、メディアミックスの波が引き始めたタイミングと運営コストの不一致です。本作はアニメ第2期のプロモーションと深く連動していましたが、2018年6月末にアニメ放送が終了。テレビ露出の低下に伴って新規アクティブユーザー(MAU)の獲得ペースが急減速しました。原作ギャグ漫画の読者層は若年層やライト層が多く、いわゆる「重課金兵」と呼ばれる高額課金ユーザーを一定比率以上抱え込みにくかった点も、斉木楠雄のΨ難 アプリ サービス終了 理由として業界アナリストの間で指摘されています。
第二に、配信元であるDLE社を取り巻く経営環境の激変が挙げられます。2018年秋、同社における過去の不適切会計処理が発覚し、特別調査委員会の設置や経営体制の見直しといった重大な局面を迎えました。収益性の低い不採算事業や投資サイクルの見直しが急速に進められた結果、開始後数カ月で採算ラインを下回っていた本タイトルの早期幕引きが決断された形です。
当時の斉木楠雄のΨ難 ソシャゲ ネットの反応を検証すると、コミュニティからは惜しむ声と同時に諦めの空気も色濃く漂っていました。SNSや掲示板には次のようなリアルな投稿が残されています。
「SDキャラのモーションやボイスの掛け合いは本当に最高だった。でも、戦闘が単調な横スクロールタワーディフェンスで、課金してまで新キャラを引く動機が弱かった」
「アニメ2期が終わった途端にイベントの更新頻度が露骨に落ちた。あの頃から運営の息切れを感じていたけれど、まさか1年持たずにサ終するとは思わなかった」
熱心なキャラクターファンがキャラクター同士の掛け合いや限定ボイスを高く評価していた反面、コアなゲームシステム自体が凡庸であり、マネタイズの導線が破綻していたことが短期終了を決定づけました。