ネット上の地図アプリでルート検索をかけると、フラワーロード(県道30号線)を北上する新神戸駅 三宮駅 徒歩ルートが表示され、所要時間は「徒歩約16〜18分(約1.3km)」と算出されます。この画面を見て「20分弱なら歩いて節約しよう」と考える人が後を絶ちません。しかし、ここには2次元の地図には表示されにくい致命的な高低差が隠されています。
神戸の街は「海から山へ向かって急峻にせり上がる」特異な地形です。三宮駅周辺の標高がおよそ海抜10m前後であるのに対し、六甲山の山裾に張り付くように建てられた新神戸駅の標高は約50mに達します。つまり、わずか1.3kmの間にマンション13階分に相当する標高差約40mを一気に登り詰めることになります。
実際に現地を歩くと、加納町交差点を過ぎたあたりから傾斜が目に見えてきつくなります。旅行者コミュニティやSNS上でも、「平坦だと思って歩き始めたら汗だくになった」「三宮から新神戸 坂道 スーツケースを引きながら歩いたが、キャスターが削れそうで後悔した」という悲鳴が頻繁に寄せられています。特に真夏や降雨時、重量のある荷物を携行している状況下での三宮駅から新神戸駅 徒歩 所要時間は、25分以上を見込まなければ到底辿り着けません。
行動心理学の観点からも、移動の初期段階で過度の身体的疲労と「新幹線の時間に間に合わないかもしれない」という焦燥感を抱えると、旅全体の満足度は著しく低下します。下り(新神戸から三宮)の散策であれば景色を楽しみながら歩く余地はありますが、上り方向の徒歩移動は、明確なウォーキング目的がない限り避けるのが賢明です。