売場を歩くと、観光客向けの一過性の商品とは一線を画す、圧倒的な地元支持を集める逸品が並ぶ。精肉コーナーでは、タレ漬けの味付けジンギスカンが真空パックで飛ぶように売れていく。地元住民が夕食やバーベキュー用としてキロ単位で購入していく姿は、もはや日常の風景だ。
さらに見逃せないのが、灰焼きおやきの存在である。じっくりと木灰の中で蒸し焼きにされた無骨な皮の中には、信州名物の野沢菜やナス、刻みジンギスカンがぎっしり詰まっている。皮の香ばしさと具材のジューシーさが織りなす素朴な味わいは、全国のじゃらんnetユーザーによるクチコミでも絶賛を集める隠れた主役だ。