毎日の献立作りを破綻させないためには、「毎日ゼロから手作りする」という思い込みを捨てるシステム構築が不可欠です。時間対効果が極めて高い2大テクニックを導入してください。
1. 味付け前・出汁煮込み段階での「取り分け」
家族の夕食メニューから幼児食へ展開する際の鉄則は、「調味料を投入する前の出汁段階で取り出す」ことです。例えばカレーを作る場合、ルウを入れる前の「野菜と肉を出汁やスープで煮込んだ状態」で子どもの分を小鍋へ移し、トマトペーストや微量の幼児用カレールウで仕上げます。具材を柔らかく煮る工程を大人用と一本化するだけで、調理時間は30分以上短縮されます。
2. 酸化・冷凍焼けを防ぐ「ブロック型冷凍ストック術」
週末にまとめて仕込む冷凍作り置きは、以下の3原則を守ることで風味劣化を防ぎ、解凍時の食感を維持できます。
- 茹で野菜は水分を拭き取りペースト状、またはスティックでラップ密閉:水分を残したまま冷凍すると大きな氷結晶が生じ、解凍時にスカスカになります。
- 軟飯・おにぎりは1食分ずつ急速冷凍:ラップに包んだ後、アルミトレイの上に平らに並べて冷凍庫へ入れることで、デンプンの老化(パサつき)を最小限に抑えられます。
- 肉だんご・ハンバーグはスープと一緒に冷凍:具材単体で冷凍するよりも、薄味の野菜スープに浸した状態で冷凍ストックバッグに入れることで、電子レンジ解凍時もしっとり柔らかな食感をキープできます。