TBSのなかでも、特に論争の的となりやすいのが長寿番組である『サンデーモーニング』と『報道特集』です。これらの番組は高い調査報道力と独自の切り口で根強い支持層を持つ一方、反対の立場をとる視聴者層からは継続的な批判の標的となっています。
『サンデーモーニング』においては、パネリストの顔ぶれがリベラル・護憲派寄りの言論人に偏重している点が長年指摘されてきました。特定の政権批判や外交方針に対する否定的な見解が支配的となり、対立する論理や現実的な安全保障の課題に対する言及が乏しいとして、「多様な言論の担保がなされていない」という批判が繰り返されています。
一方、『報道特集』は権力監視の役割を果たす硬派なジャーナリズム番組として評価される半面、取材対象の選定やナレーションの構成において「結論ありきの取材手法ではないか」と問われるケースが散見されます。調査報道としての切れ味が鋭い分だけ、取材対象者への配慮不足や一方的な断罪姿勢が視聴者の反感を買い、番組単体での炎上を招く引き金となっています。