社会心理学の観点から一番くじを分析すると、そこには「変動比率強化スケジュール」と呼ばれるギャンブル性の高い心理トラップが組み込まれています。「次こそはA賞が出るかもしれない」という期待感と、「ここまでお金を注ぎ込んだのだから下位賞だけで帰るわけにはいかない」というサンクコスト効果(埋没費用への執着)が合わさることで、予算を大幅にオーバーしてしまうリスクを孕んでいます。
熱狂的なブームに流されず、健全にこのエンターテインメントを楽しむための客観的な判断基準を提示します。
【購入をおすすめできる人の条件】
・上位賞だけでなく、下位賞(ステーショナリーやタオル、寮別グッズ)も含めて世界観全体を愛せる人
・「1回850円×上限5回まで」など、引く前に明確な自制ライン(心理的バウンダリー)を設定できる人
・友人や家族と引く過程そのものを「イベント」として楽しめる人
【購入に極めて慎重になるべき人の条件】
・「A賞のフィギュア1点だけ」を目的にしており、他の賞をゴミ同然と感じてしまう人(結果としてフリマアプリで購入した方が遥かに安上がりになります)
・熱くなりやすく、ATMへ走ってまで追加購入してしまう傾向のある人
・転売目的でロット買いを検討している人(送料、手数料、下位賞の売れ残りリスクを考慮すると利益率は極めて薄いのが現状です)