2017年に日本人初の10秒の壁を破る9秒98を記録し、日本陸上界の歴史を塗り替えた桐生祥秀。彼が元日に発表した結婚のニュースは、日本中に大きな驚きと祝福の声をもたらした。
交際期間を経てゴールインしたお相手は、彼を静かに温かく見守る一般女性。メディアの過熱な報道から彼女を守りつつも、感謝の言葉を素直に口にする桐生の姿は、トラック上の鋭い表情とは対照的な優しさに満ちていた。「自分の調子が良い時も悪い時も、変わらず同じ温度感で接してくれる」。彼が語ったその言葉に、トップアスリートが求めていた安らぎの形が凝縮されている。