1986年11月、日本中がアイドルブームに沸き立つ渦中で、あまりにも過酷な悲報が駆け巡りました。近藤真彦さんの母である近藤美恵子さんが乗っていた乗用車が交通事故に遭い、意識不明のまま病院へ搬送されたものの、帰らぬ人となったのです。
トップスターとして多忙を極める息子を、陰ながら懸命に支え続けてきた母の死。その早すぎる別れに、当時のワイドショーや週刊誌は連日悲痛な面持ちの近藤さんの姿を報じました。しかし、この不幸は単なる悲しいニュースの終わりではなく、日本中を震撼させる前代未聞の悪夢の引き金に過ぎませんでした。