難易度の高い大技に挑戦しなくても、魅せ方の工夫次第で観客から大きな拍手と歓声を引き出すことができます。技の難易度以上に大切なのは、「統一感」と「静止の美」です。
まず意識すべきは「指先・つま先・視線の角度」です。どんなに簡単なポーズであっても、指先が丸まっていたり視線がキョロキョロしていたりすると、未完成な印象を与えてしまいます。手足を伸ばすポーズでは、指先をピタリと揃えて遠くを指し示し、全員の顔の向きを本部席や正面スタンドへ揃えるだけで、見違えるほど引き締まった印象になります。
次に重要なのが「静止カウントの徹底」です。技が完成した瞬間、子どもたちは緊張からすぐに解体したくなりがちですが、審判員や保護者がシャッターを切れるよう「1・2・3・4・5」と最低5秒間は微動だにせずキープします。静と動のメリハリをつけることで、簡単な技でも力強く洗練されたパフォーマンスへと昇華されます。