ネット上の情報には「どんなファンデーションでも水スポンジで塗れば崩れない」という誤解が散見されますが、これは化学的な観点から注意が必要です。
ファンデーションには油中水型(W/O型)や水中油型(O/W型)など様々な乳化タイプが存在します。揮発性シリコーンオイルを主成分とする超高密着リキッドファンデーションに多量の水を含んだスポンジを使用すると、乳化バランスが崩れてかえってヨレや毛穴落ちの原因になることがあります。水ありで使用する際は、固く絞ってタオルドライする工程を絶対に怠らないことが成功の鉄則です。
また、メイクスポンジの寿命と替え時に関する誤解も根深く存在します。洗って繰り返し使えるスポンジでも、使用開始から約1〜2ヶ月、またはタッピング時の弾力が失われて表面が毛羽立った段階が明確な替え時です。劣化したスポンジは内部で雑菌が繁殖しやすく、肌荒れ(接触皮膚炎やニキビ)の直接的な引き金となるため、定期的なリプレイスが不可欠です。