S-M社会生活能力検査で何がわかる?子どもの自立度とSa・Sqの正しい見方

S-M社会生活能力検査で何がわかる?子どもの自立度とSa・Sqの正しい見方

S-M社会生活能力検査で何がわかる?子どもの自立度とSa・Sqの正しい見方に関する気になる情報を初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

S-M社会生活能力検査では、子どもの生活能力を多面的に捉えるために、発達段階に応じた全129〜134問程度の質問項目が用意されています。質問項目一覧は以下の6つの領域に分類されています。

① 身辺自立(SH: Self-Help)
食事、着脱衣、排泄、清潔(手洗いや入浴)など、身の回りのことを自分で処理できるかを評価します。「1人でボタンを留められるか」「箸を使ってきれいに食事ができるか」といった基本的生活習慣が中心です。

② 移動(L: Locomotion)
歩行や階段の昇降といった基本動作から、近所への外出、公共交通機関の利用、目的地への安全な往復など、行動範囲の広がりと自立度を測ります。

③ 作業(O: Occupation)
ハサミや鉛筆などの道具の扱い、手先の器用さ、部屋の片付けや簡単な家事手伝い、作業への集中力・持続力を確認します。

④ コミュニケーション(C: Communication)
言葉の理解、日常会話、挨拶、文字の読み書き、電話や連絡ツールの使用など、他者と意思疎通を図る言語的・非言語的スキルを総合的に評価します。

⑤ 集団参加(S: Socialization)
友だちとの遊びのルール理解、順番を守ること、他児への関心や協力関係の構築など、集団生活への適応力を測定します。

⑥ 自己統制(SD: Self-Direction)
金銭の管理、時間の管理、危険の回避、感情のコントロール、自分で計画を立てて行動する責任感など、自律的な判断力をチェックします。

質問には「いつもできる(+)」「たまにできる・条件付きでできる(±)」「まだできない(−)」といった基準で回答していきます。大切なのは「本気を出せばできるか」ではなく、「普段の生活で日常的に行えているか」という実態ベースで判定される点です。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。