ほくろ除去後の肌ケアにおいて、最も多くの人が悩むのがほくろ除去テープ期間目安です。臨床現場での経過観察に基づくと、保護期間は大きく「創傷治癒期(湿潤療法期)」と「色素沈着・肥厚性瘢痕予防期(成熟期)」の2段階に明確に分かれます。
まず第1段階となるのが、皮膚の表面が再生する「上皮化」までの期間です。炭酸ガス(CO2)レーザーや電気メス、切開手術など手法を問わず、施術直後の皮膚は表皮が欠損し、真皮が露出しています。この時期に最も重要なのは、傷口を乾燥させず細胞成長因子を含む浸出液で満たす湿潤療法の維持です。この期間の目安は術後7日〜14日間であり、この間は24時間体制での軟膏塗布と保護テープの貼付が絶対条件となります。
第2段階は、上皮化完了後のほくろ除去後テープいつまで貼るかという問題です。ピンク色の新しい皮膚が張った後も、患部は外部刺激や紫外線に対して極めて無防備な状態が続きます。皮膚科医や形成外科医の見解では、この段階でマイクロポアテープなどによる遮光・物理的保護を術後1ヶ月〜最長3ヶ月程度継続することが、炎症後色素沈着(PIH)を回避するための標準プロトコルとされています。