どれほど優れたスプレーであっても、誤った手順で使用すると期待通りの効果が得られないばかりか、お気に入りのアイテムを傷めてしまう恐れがあります。特に注意したいのが、吹きかけた部分が白くなる現象です。
白化の主な原因は、スプレーとの距離が近すぎて液だまりができることや、乾燥が不十分な状態で重ね吹きしてしまうことにあります。失敗を防ぐために、以下の3つの基本手順を確実に押さえておく必要があります。
1. ホコリと汚れを事前に完全除去する
泥や皮脂汚れの上からスプレーをかけると、汚れをコーティングして定着させてしまいます。靴用ブラシや乾いた布で表面の汚れを落としてから作業に入りましょう。
2. 20〜30cm離して全体へ均一に吹きかける
対象物が軽く湿る程度に、ムラなくサッと吹きかけます。一箇所に集中して噴射すると、成分が凝縮して白い粉状のシミになってしまいます。
3. 風通しの良い日陰で最低20〜30分しっかり乾燥させる
フッ素成分が繊維の表面にしっかりと定着するには、乾燥時間が欠かせません。直前に吹きかけてすぐ外出するのではなく、前日の夜にスプレーしておくのが理想的です。
なお、スニーカーなどの布製品だけでなく本革やスエードなどの革製品、普段着の衣類にも対応していますが、デリケートなレザーや特殊加工された布地には、目立たない部分で試してから全体に使用するのが鉄則です。