国内のトップカテゴリーである全日本スーパーフォーミュラ選手権やSUPER GTの舞台では、彼女たちの存在感がとりわけ際立つ。世界屈指の難関コースとして知られる鈴鹿サーキットや富士スピードウェイには、全国から何万人ものファンが押し寄せる。
J SPORTSなどの専門チャンネルによるハイビジョン中継でも、ピット裏のリポートやスターティンググリッドの様子が克明に映し出される。テレビカメラの向こうにいる数十万人の視聴者に対し、スポンサーロゴをいかに美しく、印象的にアピールできるか。その一瞬の露出に、数千万円規模の広告価値がかかっている。
爆音轟くピットレーンで、ドライバーやエンジニアが極限の心理戦を繰り広げる傍ら、彼女たちは常に冷静に自らのアサインを遂行する。まさに過酷なチーム戦を構成する不可欠なクルーの一員なのだ。