いま、寺社仏閣・パワースポット巡りは一過性のブームから、健康維持を目的とした滞在型ツーリズムへと大きく進化を遂げている。ヘルス&ウェルネス産業と観光・旅行産業が手を取り合い、宿坊での精進料理や温泉療養、早朝の参拝体験を組み合わせたプログラムが次々と誕生している。
旅の計画段階から変化は顕著だ。参拝客はじゃらんnetなどを活用して静謐な環境にある温泉宿を確保し、Google マップで境内の混雑状況や周辺の自然豊かなウォーキングルートを綿密に確認する。ただ祈るだけでなく、五感すべてを使って自然界のエネルギーを取り込み、体内時計と生活リズムを根本から再起動させる過ごし方が支持されている。