NHK健康チャンネルをはじめとする公共メディアでも、生活習慣病を未然に防ぐ「食べる予防医学」の具体策として、食材を丸ごと活用するホールフードの発想が度々取り上げられている。日常の調理過程で生まれる端材を見直すことは、医療費抑制の視点からも個人のQOL向上の視点からも理にかなっている。
家庭で皮茶を作る際、最も不安視されるのが残留農薬の有無だろう。国産玉ねぎの外皮に関しては基準値が厳格に管理されているが、気になる場合は無農薬・有機栽培の玉ねぎを選ぶか、皮を水に数分浸してから流水で揉み洗いするとよい。煮出し終わった後の出汁がらも、カレーやシチューの隠し味として煮込みスープに加えれば、食物繊維と微量栄養素を無駄なく回収できる。