長谷川かすみのキャリアを語るうえで、舞台『PERSONA5 the Stage』における新島真(コードネーム:クイーン)役は絶対に外せないマイルストーンです。世界的なメガヒットゲームを原作とする同作において、生徒会長としての品格、内面に秘めた葛藤、そして覚醒後の苛烈な鉄拳アクションという難度の高い役どころを見事に演じ切りました。
2.5次元舞台の成否を分ける最大の要素は「二次元キャラクターの肉体化」にあります。長谷川はすらりと伸びた手足を活かし、ライダースーツを模した戦闘服を完璧に着こなし、原作特有の打撃格闘スタイルを劇場の舞台上で力強く再現しました。
当時の観劇レビューやSNS上の熱狂的な反響を見ても、「まるでゲーム画面から新島真がそのまま抜け出してきたようだ」「凛とした立ち姿と声の張り、眼差しの鋭さに鳥肌が立った」といった称賛が相次ぎました。原作のファン層は設定やビジュアルの解釈に対して極めて厳しい審美眼を持っていますが、彼女の真摯なアプローチはその高いハードルを軽々と飛び越え、名実ともに代表作としての評価を決定づけました。