とれび庵の各店が長年支持され続けている最大の理由は、それぞれのジャンルに特化した圧倒的な看板メニューの存在です。特にランチタイムのコストパフォーマンスと料理のクオリティは、食通たちの間でも高く評価されています。
東京・上野広小路の店舗で看板を張るのは、なんといっても厳選黒毛和牛100%の名物ハンバーグです。ナイフを入れた瞬間に溢れ出す芳醇な肉汁と、粗挽きの和牛ならではの噛みごたえ、そして深みのある特製デミグラスソースのハーモニーは、近隣のビジネス層だけでなく遠方から訪れる肉好きを惹きつけて止みません。ランチ限定のセットメニューでは、サラダやライス、スープが付きながらも良心的な価格設定が維持されており、1,000円台半ばで本格的な黒毛和牛の旨味を堪能できます。
一方、名古屋・いりなかの「とれび庵」は、全く異なる贅沢な美食体験を提供しています。老舗グランメゾンで腕を振るってきたグランシェフ・加藤忠雄氏の情熱と、一番弟子の勢力重行シェフの独創的なひらめきが融合したコース料理は圧巻の一言です。日本庭園を歩いた先に佇む数寄屋造りのお茶室で、旬の厳選素材を用いたフュージョンフレンチを味わい、オーナーソムリエが料理一皿ごとに提案するワインのアンサンブルに酔いしれる時間は、記念日やハレの日の食事として唯一無二の価値を持っています。
神戸駅前のビュッフェ業態においては、関西の食文化を取り入れた多種多様な温菜・冷菜が手頃な料金で食べ放題となる点がファミリーや旅行者に重宝されています。日常使いの贅沢ランチから特別な日のディナーまで、それぞれの店舗が独自のストロングポイントを磨き上げています。